ペリカン エーデルシュタイン 2020限定品
ムーンストーン
ペリカンから毎年出ている限定ボトルインク「エーデルシュタイン」シリーズをご存知でしょうか?ドイツ語で「Edelstein」は「宝石」を意味し、インクの色はそれぞれ宝石名で示されています。インクの名前だけでときめかざるを得ないものばかりです。
そんな魅力的なシリーズの2020年限定色が7月に発売されました。6月の誕生石「ムーンストーン」です。
ペリカン「エーデルシュタイン」インク 色の種類
定番はこちらの8種。()内はカラーのイメージ。ペリカン公式サイトより引用
オニキス(ブラック)
タンザナイト(ブルー・ブラック)
サファイア(ブルー)
トパーズ(ターコイズ・ブルー)
ジェード(ライト・グリーン)
アヴェンチュリン(グリーン)
マンダリン(オレンジ)
ルビー(レッド)
2012年から「インク・オブ・ザ・イヤー」という名前になり、その年しか生産されない限定品になりました。
2012年 トルマリン(プラム)
2013年 アンバー(ゴールデン・ブラウン)
2014年 ガーネット(ダーク・レッド)
2015年 アメジスト(ダーク・パープル)
2016年 アクアマリン(ダーク・ターコイズ)
2017年 スモーキークオーツ(ダーク・ブラウン)
2018年 オリヴィーン(オリーブグリーン)
2019年 スタールビー (バーガンディー・ピンク)
ムーンストーン インク瓶
容量:50ml
価格:2500円+税
このデザイン、フォントも好き。今までのインク瓶の蓋は黒だったのに対し、今年のムーンストーンはマットなシルバーで特別感満載です。これも珍しいのでは?
下のペリカン箱の中身はまた別途記事にしますね。ふふふ。
ムーンストーン 試筆
まずは、購入して色味を見たく、とにかく早く書いてみたかったので、買ったばかりの万年筆をつけペンのようにして試筆。あ、箱の中身バレちゃった。
試筆したノートはダイアログノート。紙質もよく、コンパクトサイズでいつでも持ち歩けます。
帰宅し、佐瀬工業所さんの竹軸ガラスペン太字で試筆。ロゴを真似して描いてみました。
試筆したノートはロイヒトトゥルム A5ドットです。「Moon」の部分はインクがドバッとつきすぎましたが、ある意味強弱ついて濃淡がわかりやすい感じになったかなぁと思います。下のふわふわしたのとパンダは綿棒で。
一切、裏写りなし!
弔事用の薄墨よりは少し明るめで強く、少し緑がかってるいるように感じるシルバーグレーです。実用性がある色なので、普段使いしやすいと思います。
最近購入し、毎日相棒となっているキャップレス万年筆に入れたいと思っています。
佐瀬工業所さんの中字ガラスペンで久しぶりに手書きツイートをしてしまうくらい、テンション上がった昨日。そうなんです、エーデルシュタインは私にとって初めてボトルとしてインクを購入した記念すべき思い入れのあるシリーズ。
ロイヒトトゥルムは、裏写りしにくく、2017年からバレットジャーナルとして使っている愛用のノートです。
インク沼は怖楽しい
まだ私はインク沼からは遠く離れた浅瀬にいる民なので安心(?!)ですが、こちらの沼は危険ですね。ズブズブしている友人が近くに数多くいるために、まだまだ私なんて、と思っていますが、最近はどんどん新しいキレイ色のインクが増えて、目が離せません。
初心者ゆえ、インクの紹介もたどたどしく、足りない部分も多いかと思いますが、ご容赦ください。まだ日本のペリカンの公式サイトで紹介がなく、「ムーンストーン2020」の色味がはっきりとわからなかったので、いち早く手に入れることができた私が「欲しいけどどんな色味かな?」と思った方のご参考になれば、と記事を書きました。このグレーの濃淡を楽しみたいですね。
インク沼の方々がよく、やっている「事後」の写真。真似してみたくてしみこませてみました。やはり少しにじむとシルバーというかまた違った色が出てくるという沼みを感じますね!!