[手帳]バーチカル手帳への苦手意識、振り返りと憧れ

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バーチカル手帳への苦手意識、振り返りと憧れ

そろそろ2021年の手帳が出揃ってきたこの季節。我々てちょらー(手帳好き)が一番生き生きする時期でもあり、そわそわする時期でもあります。
今年、2020年私は8冊の手帳を同時に多冊使いしているのですが、毎年ぶちあたる壁「バーチカル手帳への苦手意識」こちらについて、ここ何年間もバーチカル手帳に憧れは、挫折してきた私なりの振り返りをしたいと思います。

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バーチカルの何が苦手か?

狭い

何行にも渡って書くのがストレス。A5サイズの横幅広々ノートが好きな私にとっては、横幅が狭いのは、窮屈さを感じてしいます。過去に、バイブルサイズのシステム手帳でバレットジャーナルに挑戦したときにも、横幅の狭さで断念したときのことを思い出します。

平日の記録が単調

寝る/仕事/ご飯 しか書くことがないのが週5日。私の仕事柄、ミーティングやプロジェクトなどの時間単位で動くスケジュールがないため、せっかくの週俯瞰できる24時間バーチカルなのに、残念ながら私のライフスタイルではあまり意味を見いだすことができませんでした。

空白をデコる事も考えたがライフログは俯瞰したい

マステやシールでデコることも考えましたが、凸凹してしまうストレスとデコにより、せっかく週単位で見渡せる利点がある「週間バーチカル」と相反してしまいます。空白は気になるものの、できるだけライフログはシンプルに記録したい葛藤。

ライフログを塗る色を決めきれない

さぁバーチカルの醍醐味。マイルドライナーで色分けして塗り塗りしよう!と思ったもののの、何色試してもしっくりこないモヤっと感。皆さんの使い方をググって参考にしたものの、結局どの色でどう使うのがベストか決めきれないのもストレスに。カラフルになりすぎるのも目に痛かったりで、ある程度決めたいくせに、いまだしっくり来る色分けができていません 。

 

バーチカル挫折歴

私が続かなかった過去のバーチカル手帳の挫折たちを振り返ろうと思います。

ラコニック (2012)

2012年、はじめてバーチカル手帳にチャレンジした年。

友人の使っていた、ラコニックの「仕事計画」手帳シリーズのうちの1冊、24時間均等バーチカル手帳に感慨を受けた私。

1行1行が細かいので、家計簿的な使い方もいいかな、なんて思ったりもしていました。そんなつもりはなかったのに、忘年会シーズンで外食が多くなり、記録魔の私は、細かい料理まで記していたら、バーチカルがただの食いしん坊ログになってしまった図。

これはこれで、後に今のスタイルを作るベースにはなっているものの、カラフルに色分けしすぎて、目が痛くなったり、行が細かいのでカリカリ0.28mmの水性ペンを使わざるを得なくなるストレスや、「飲み歩きすぎ!」という自戒を目にすることになったりで、残念ながら結局続きませんでした。

手帳自体は、B6横長の形で珍しく、5時始まりの土日も均等、さらに24時間均等バーチカルです。

 

KOKUYO ジブン手帳 オリジナル(2015)/mini(2017)

ライフログ記録の王道、ジブン手帳。

私が使っていた2015,2017年の紙は、ほぼ日手帳でも使われている、トモエリバーが使われていました。(今はレギュラー、Liteシリーズ、今年初のDAYsはKOKUYOオリジナルのTHINペーパー、Bizシリーズに関してはMIOペーパーが使われています。)

個人の好みなのですが、私はどうもトモエリバーが苦手。薄くて軽く、それなのに万年筆の裏抜けがなかったりと、非常に優秀な紙で、人気も高いのですが、筆圧がゴリラな私にとっては、薄すぎて不安というか心もとないというか、頼りきれない面がありました。(苦手といいつつも、ほぼ毎年、ほぼ日手帳は買っているてちょらーあるある)

そして、過去24時間バーチカルを埋めるくらいの勢いで食事ログを書いていた私、下の3行部分こんな小さい欄で食事をまとめるのは無理!

空白に日記的なものを書いたりもしてみましたが、いろいろ情報がつまりすぎてて、見にくい。ライフログが俯瞰できない情報過多。前章で言った「3.空白をデコる事も考えたがライフログは俯瞰したい」の件で引っかかりました。

などの理由でジブン手帳オリジナル、miniともに挫折。なので、正直、私にはジブン手帳は毎年気になりつつも、苦手意識が一番高かった手帳だったかもしれません。

とはいえ、今の私なら週俯瞰として使えるかも、と同時並行も考えています。

手帳の大きさは、オリジナル:A5スリム、mini:B6スリムです。
土日も均等で、0時始まりですが0時から6時までは間隔が狭く、6時から24時は均等バーチカルです。

能率手帳 ノルティ リスティ1 (2018)

ジブン手帳のフォントと土日の色分けが、ちょっと気になってしまっていたときに出会ったのが能率手帳のリスティ1。こちらは7時から22時までのバーチカルではありますが、余白部分を使うと24時間均等バーチカルにすることができます。紙質もよく、ベースはクリーム色でラインも目に優しいカラーなのでとても気に入っていました。

睡眠、薬、食事(簡単に)、体調ログとして使っていました。

ですが、残念ながらこちらのリスティ、180度開かないんです。もはや私の中では180度開くノートを使っているのが当たり前の贅沢になっていまして、毎日記録する手帳で水曜を書くときのストレスで!!!続かなくなってしまいました。全部カットして、システム手帳に挟む案も考えましたが、カットする元気がありませんでした。また、手持ちのトラベラーズノートのレギュラーサイズに挟める!と期待したもののちょっとはみ出てしまったのもテンションダウンでした。また、自分で書けば24時間バーチカルになる利点も毎週書かなければいけないストレスもありました。(単に面倒くさがり)

2021年のリスティに関しては見出しに「開きやすくなりました!」と書いてあったので期待してみましたが、やはり180度しっかりは開かず。とはいえ、ロフト限定表紙など可愛いカラーで目にも優しいので魅力的な部分はあります。

サイズはA5スリム。時間軸は7時から22時まで。自分で記入すれば24時間均等バーチカルにもなります。

リスティ(ロフト限定)

 

 

CITTA手帳 (2019年/2020年)

ヨガスタジオCITTAのオーナー青木千草さんが考案した手帳。
2019年は完全にパケ買い。こんなピンクの可愛いカラーがでるなんて聞いたら、買っちゃいます。

  • 見開き2ヶ月Monthly
  • ガントチャートあり
  • 月別ワクワクリストあり
  • 土日も狭くない朝5時始まりの週間バーチカル

など本当に魅力満点。いまだにInstagramで「CITTA手帳」のタグをフォローしているくらい、ユーザーさんたちの使い方がそれぞれ楽しく、取り入れたくなるヒントがたくさんの手帳です。

その意識高さに負けた感が強い、チキンな私です。

自分の理想のライフタイムを前もって書いて、その目標のスケジュールに自分を合わせていくという画期的なスタイル。「23時半に寝る!」とラインを引きましたが、その書いた週のうちに、1日も達成せず挫折から始まり、前章でお話した「2.平日の記録が単調」につまらなさを感じてしまったのです。

写真は次に説明するリスティ1からCITTA手帳への移行時のときです。

2020年は、つい半額になっているCITTA手帳を見かけて衝動買いしたものの、今年は多冊使いである程度もう記録ルーチンが決まってしまっていて、かぶる部分が多く、残念ながら書いていません。青木さんの著書も読み、真似してみようととても意欲的になり、コンセプトとして、そして他のページの充実度としては、最高と言っても良いです。ココを埋めるだけの日々の余裕を見出したいです。

今年はB6サイズも新たに登場して目が離せません。(オンラインでは売り切れです。。。)

サイズはA5で5時始まりの24時間均等バーチカルです。

 

私が残したいライフログの内容

人それぞれ、残したいライフログというのは異なってくるとは思うのですが、私の場合、

優先度の高い残したいログ

  • 睡眠時間
  • 歩数
  • 食事

あるとより嬉しいログ

  • 天気・気温
  • 体重
    体重に関してはBluetooth対応でアプリ連動する体重にしてからはスマホから増減がグラフで見ることができるので優先度は低いです。

これをどうバーチカルに残し、デイリーに移行するか、毎年悩んで試行錯誤しています。

バーチカルをすべて食事ログメインにしちゃえ!

そして、何年も挫折した結果、「食事ログをバーチカルの部分に埋めてしまえ!」という発想を取り入れてしまったのが、MIDORI「日の長さを感じる手帳」です。

こちら、まさに「日の長さを感じる」バーチカルグラデーションの色の綺麗さと「さすがMD用紙を代表するMIDORI!」の紙質に惚れまして、2019年、2020年と2年連続で使っています。

アバウトに時間は記録していますが、主に食事ログに特化した使い方をしています。

そして、さらに睡眠、歩数などの記録を加えて、ライフログ記録用に。年間スケジュールの部分は、「頭痛」「腹痛」「睡眠不足」など体調記録に使っています。

前半は細かく書いていましたが、後半は「続ける」ことをメインにシンプルにしています。
この使い方で、私は今少しずつバーチカルへの苦手意識を克服しつつあります。そして、克服していくと同時に「睡眠時間が上下に分かれる」ストレスを感じてきています!

2021年、挑戦するなら24時間均等バーチカル…0時始まりがいいな…

苦手なくせに憧れはずっと残り続けるバーチカルへの想い

素敵に使いこなしている人の映え手帳の写真を見ると「私もこんなふうに。。。」なんて妄想が
→やってみるもやっぱり無理。私じゃ無理。
以下ループ

さきほどの挫折例で示したように、それなりにライフログの記録としては残していると自負しつつも、「こうじゃない」「満足いかない」「なんか違う」で、結局自信をなくしてしまった結果『続かなく』なってしまいました。自分のためのライフログなのに「自信を失う」というのも変な話なのですが、うまく自分の想像通りに行くのと行かないのとでは、続けられるモチベーションというものが違うんです。わがままとは思うんですがねぇ。

ログを残すのには、余計な部分にストレスを感じずに淡々と記録を続けられるというのが、いちばん大切なのではないかなと個人的には思うのです。

それに、年齢やライフスタイルの変化にも影響はありますし、何年も懲りずに「あーでもないこーでもない」と工夫しつつ、手帳を変えつつ、挑む我らてちょらーなのです。

2021年も挫折しつつも、負けずに自分なりの使い方を探すべく旅に出て、ずっと挑戦し続けると思います。楽しくも、悔しい、日々は私の充実した人生の一部です。

 

 

 

 

 

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