レストラン吾妻
1913年創業の老舗洋食店。スカイツリーにほど近い本所吾妻橋駅近くにあります。
スカイツリーが後ろに写り込んでいるのでおわかりになると思いますが、かなり近くです。
マツコの番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」という番組で、2020年3月6日に放映された「ガチガチランキングオムライス 東京都内編」で、オムライスランキング1位を獲得したお店。
オーナーシェフ夫妻2人で切り盛りしているとのことです。
大正2年(1913) に創業した洋食店。江戸っ子の心意気が今に残る下町で、古き良き時代の伝統を受け継いでいる老舗です。
今や日本中に広まったトロトロオムライスは、当店の先代(2代目)による創作料理です。
墨田区墨田銘品名店会HPより
そうだったんだ!!某たい◯いけんさんが初だと思っていました!
店内で食べるにはオムライス3500円(税抜)とかなりハードルが高い価格帯。
こちらのお店がコロナウイルスによる営業自粛を機に、テイクアウトを始めたということで伺いました。テイクアウトになると、ハムオードブルはつかないものの、2000円とかなりお得に食べられるチャンス。
オムライスのほか、カオマンガイがテイクアウトできます。洋食屋さんのカオマンガイ・・・?こちらもまた気になる一品。
こちらのテイクアウト、残念ながらランチタイムはやっていません。
月、金、土、日曜日の17時半からのみとなります。
(訪問日:2020年5月某日 18時)
お店へ入ってテイクアウトの旨を伝え、注文すると、マスターがオムライスを作る様子を見学させていただけます。長年使い込んだ鉄のフライパンが、マスターの手にしっかり馴染んでいます。フライパンから卵がスルッと落ちて、ケチャップライスに落ちていく様子は思わず拍手したくなる瞬間でした。1個のオムライスにつき、使っている卵は贅沢に3個とのこと。その上にデミグラスソースがかかっています。グリンピースもまた昭和を感じる懐かしさを感じさせます。
ケチャップライスはチキンライスではなく、竹の子や豚肉が入っていてかなり味が濃く、特に胡椒が強いパンチの効いたライスになっています。ひとくち食べたときに思わず「辛い!」「?!」が頭をよぎる感じのインパクトの強さ。
しかし、これを3個分のふんわり卵がしっかりと包み込むことで絶妙のバランスを醸し出します。この卵自体にも塩コショウがされている懐かしいタイプ。今まで自分が王道と思っていたオムライスとは違うコショウ強めのスパイシーなオムライスといったところでしょうか。なのにクセになる、また食べたいとなる不思議な魅力。これが長年培ってきた味というものなのでしょうか。
付け合せに自家製ピクルスがついてきます。ラッキョとキュウリ。こちらをお口直しに食べるとまた合う。考えられてますね。根強いファンがいるのも頷けます。ほんわかしたオムライスをイメージして食べると「うわ!こう来たか!」とびっくりさせられる技ありのオムライスでした。
こちらの書籍でも紹介されているようです!
レストラン吾妻
東京都墨田区吾妻橋2-7-8
17:30~20:30(L.O)
定休日:火曜日、水曜日、木曜日