写経をしにお寺へ行くほど、写経という瞑想時間が好きです。 集中し、無心になって神経を研ぎ澄ますあの空気が心地よくて。
2011年に初めてお寺の写経道場で行った写経。成田山深川不動堂にて。
「占い写経」って?
占いを書きうつす、ということを日々の手帳にとりいれはじめたのは2017年。ウィークリーレフト形式の星ダイアリーの左に石井ゆかりさんの毎日の占いを、右にしいたけさんの週占いとゆかりさんの週報を書いたことから始まったと記憶しています。
その感覚で占いを今でも手帳やペンは変わっていても毎年、写経のように日々書きうつしています。
それを手帳総選挙などを主催されている日本手帖の会会長のおりひかさんから「占い写経ですね」と読んでいただいたことをきっかけに「占い写経」と読んでいます。
日々の記録の手帳は毎日つづかなくて空欄があっても、この占いの手帳だけはとても希望を持つことができて、綴る言葉がぎゅっとつまったいわば神聖なものなのです。
「オラクルカード」というタロットカードのような占いのカードを毎朝引いており、今は便利なアプリもあるのでそちらも使っています。
「印刷して貼ればいいのでは?」
私もそう思って貼ってた時期もありました。
しかしながら、ムダにマメな私は書きうつす行為をいとわない傾向があります。てちょらーなら共感してくれる人も多いかなとは思いますが一般的には「無駄じゃない?」「まめだねぇ」という括りになってしまうかと思います。
そのとき使っている手帳に合わせる幅の印刷を考えるのもちょっと面倒・・そしてラインを引いてもすっと心に入ってこない。やっぱり私は直接書いて自分におとしこむのが大事! しいたけさんやゆかりさんの占いは結構ボリュームがあるので それを自分なりに咀嚼して少し要約して記すことでより自分の魂に訴えかける。そんな感じ。
2022年の占い写経用の手帳はほぼ日weets リバティにしました。右のフリーページには週間占いを書いています。
いろんな占い師の方が毎日占いを発信してくださってるので、今年は主に双子座の占いをTwitterで検索し、キーワードを拾って書いていっていったり、オラクルカードの結果からインスピレーションしたイラストを描いてみたり週替りで楽しんでいます。
占いと手帳が好き、という方で手帳に何書いたらいいかわからなくて空白が気になる!という方はぜひ占い写経の手帳を作ってはいかが?
占い写経とTrackerについては今までで一番続いている手帳としての項目なので今後、プチ歴史も紹介できれば、と思っています。